3DMotion control
2010年9月7日
サムスン3DテレビのCM、新たな次元
サムスン3DテレビのCM、新たな次元
Rogue Filmsは、サムスン初のLED 3Dテレビのコマーシャル撮影を イアン・メンジーズに 依頼した。目的は、2D映像に3D感を出すことだった。ディレクターのサム・ブラウンと DPのダミアン・モリソは 、motion control のリグで撮影するすべてのカメラの動きを手持ち風にしたいと考えた。MRMC 、何度かのミーティングとテストを経て、その理論と方法は証明された。
撮影場所はアルゼンチンのブエノスアイレス。CMはArri 435を使ってフィルムで撮影された。公園、バス停、店の外、歩道など、街のあちこちに設置されたブルースクリーンのテレビモニターを3日間かけてロケ撮影した。その後、studio 、テレビ用のコンテンツを3日間かけて撮影した。
イアン・メンジースは、「ロケで撮影されたムーブをテレビコンテンツ用に繰り返しました。例えば、ポップコーンのショットのように、ムーブを拡大縮小しなければならない場合もありました。 ロケ地で長いトラックショットを撮影した後、テレビのコンテンツ用にポップコーンを撮影しました。ポップコーンは小さな箱に入っていたので、画面上で大きく見えるように12倍に縮小し、画面上でスローになるように125FPSで高速撮影しました」。
こうして合成された映像は、テレビを見ながらテレビの周りを移動すると、テレビ上のコンテンツもそれに連動して動き、相対的な遠近感を与え、3D感を生み出す。
3D感を生み出す。
motion control Talosロケ撮影のために素早くセットアップでき、必要なstudio の撮影に理想的だった。MRMC ミミックPan Bars 、DPがカメラのパンとティルトをコントロールし、手持ち撮影の雰囲気を出すために使用した。