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2016年8月8日
自動商品撮影:ケーススタディ - 1,000万枚の写真!
Studio 727スロバキアのプロダクション会社であるSlovakia, Inc.は、1,000万枚以上の写真を撮影するという、並外れた自動商品撮影プロジェクトに挑んだ。その目的は、全国55カ所にあるスロバキアの博物館の工芸品を、360度の見事なパノラマで詳細に記録し、オンライン視聴者がこれらの遺物を完全に探索できるようにすることだった。
フォト・ロジスティクス - 撮影と移動
このプロジェクトの規模は、ロジスティクス上の大きな課題となった。55カ所を訪問し、それぞれがユニークな形や大きさを持つ、さまざまな博物館の遺物を撮影しなければならなかった。歴史的な博物館の建物内に機材を運び込み、適切な照明、背景、道具を使って撮影をセットアップすることで、難易度はさらに高まった。
1つの遺物につき、144枚の写真(4つのアングル、各高度を36枚の画像で撮影)が必要で、1つの遺物につき合計72,000枚の撮影が必要だった。これを144の工芸品にかけると、撮影に必要な写真はなんと1000万枚にもなる。
時間的制約がプロジェクトをさらに複雑にしていた。政府補助金とEUからの資金提供を受けたこのプロジェクトには厳しい期限があり、遅れる余地はほとんどなかった。そのため、高度に自動化され、洗練された設備が必要であり、タスクの規模とスケジュールの両方を満たすために極めて重要であった。
この印象的なプロジェクトで使用されたロボット工学の詳細については、自動写真撮影プロセスに焦点を当てたケーススタディービデオをご覧ください。
オービタルの自動製品撮影リグが活躍する様子はこちらでご覧ください。